写真画像が重要な理由
写真がメインのうちわは、画像の良しあしでデザインが決まってしまうといっても過言ではありません。
こちらの記事を読んでいただきNG画像を極力避ければ、ぱっと目を引くキレイなビジュアルのうちわをつくれちゃいます!ぜひチャレンジしてみてください。
ここがNG!画像NG例
めちゃくちゃ四角い枠が残った写真

撮って置いただけという感じです。
これではパソコンで編集したのか、手で切って貼ったのかわからない手作り感満載のしょぼしょぼうちわになってしまいます。
一枚一枚手作りのうちわなら温かみがあってそれはそれでよいかもしれませんが、せっかく業者に頼むのですからしょぼしょぼは避けたいところです。
画像ががびがび(解像度が低い)

画面でみた時はそれなりにきれいなのに、プリンタで印刷するとなんだかモヤっとしてみえる…それは画像がとっても低画質だから!
特に、ホームページなどに掲載されている画像は容量を抑えるためわざと小さくリサイズされている場合が多く、そこから保存してしまうと到底印刷できないような解像度のものになってしまいます。
昨今スマホやパソコンで写真を紹介することが増えたため、印刷する用のサイズよりかなり小さく撮影されたものが多くなっています。
しかしうちわは印刷物、しかも1枚をメインに使うとなると割と大きなサイズになりますので元の画像が小さいとむりやり大きく引き伸ばすことになります。
小さい画像を大きく引き伸ばすとはどういうことなのでしょうか?うちわのわくにおさまるから別に良い、というわけではないのです。
ここで親指のつめぐらいのサイズのちいさなセーターがあると想像してみてください。
その編み物をむりやり人が着るぐらいのサイズに伸ばします。
大きさは大きくなっても、編み目自体は増えないので、編み目が荒いスカスカのセーターになりますよね?
小さい画像をむりやり拡大すると同じようなことが起き、とっても荒い写真になるので汚い印象になってしまいます…
元画像の縦横比を無視して拡大縮小しているもの

今度はうちわの枠に合わせようとして、画像元の縦横バランスがめちゃくちゃになってしまった画像です。
例にあるものは、横幅は足りているけど縦が足りなかったため縦だけを長くして配置した例です。
どんなに画質が良くても、これではごまかした感がすごい…
また、ちょっと縦に伸びてしまったな、じゃあ横にも伸ばしておくか、と適当にやってしまうとどんどん崩れていくという恐ろしい失敗なのです。
ですので、基本的には最初から全く縦横の比率が変わらないように慎重に拡大縮小していただかなければなりません。
元の写真をだれも見たことがないから大丈夫…というのは間違い!実は人間はちょっとした比率の違和感でもなんとなく気持ち悪く感じるものです。
適当に作ったうちわだな…なんて思われてしまうことでしょう。
最初からうちわの形になった画像

じつはこれ、最近よくある間違い入稿なのです。
なぜこのようなことになるのしょうか。原因はいくつか考えられます。
せっかくうちわの形になっているのだから、Webデザインメーカーなどで引き伸ばしてわくにぴたっと合わせればOKじゃないの?と思われるかもしれませんが、実はそれもNG!
うちわの入稿データは、印刷後うちわの形に切り抜くときに少しぐらいズレても大丈夫なように‘‘塗り足し‘‘というはみだし部分を作っておくルールがあるので、入稿時に画像がすでにうちわの形になっているのはおかしいことなのです。
NGと正解!

塗り足しがないので裁断時にずれると写真が切れてしまう可能性があります

塗り足しが入っている状態です
四隅の白枠が隠れるまで引き延ばしてください
写真を全面で使いたい場合には必ず必要なテクニックですので、ぜひ覚えておいてください。
NG画像で入稿したらどうなるの?
この企業のセンスって…と販促効果がマイナスに

宣伝しようと作ったうちわなのに、NG入稿データだとセンスがない、オシャレじゃない、古臭いうちわになりかねません。
パソコンの知識がなくてもルールさえ守ればきれいなうちわは作れるのですが、そのルールが守られていないだけで、デザインに興味がない(ダサい)、もしくは無知な企業なんだな…と思われてしまうのです。
せっかく作るのですから、デザインのことをちゃんと考えているなとオシャレなイメージを持ってもらえるようなうちわにしましよう。
予算ないのかな…と疑いのまなざしが

NG入稿のデータだと、知識がないまま適当に作ったと思われてしまうかもしれません。
人手不足で誰かに頼むこともできず、わからない人がわからないまま作ってしまった感…もしかして予算が出なかったのかな?経営は大丈夫なのかな?となりかねません。
きちんとしていない入稿データではきちんとしていないうちわを配ることになり、結果きちんとしていない企業だと思われてしまいます。
時間がなくても、知識がなくてもルールを守ればきちんとしたうちわができますので、是非とも信頼されるようなうちわを作りましょう。
そもそも納期遅れの原因にも

ここまでさんざん言ってきましたが、ご安心ください!
名入れうちわ製作所ではNG入稿でも入稿できるデータになるまでしっかりチェックさせていただいてから印刷に入りますので、NGのままうちわになることはありません。
つまり、NGデータを登録されてしまうとOKデータを送っていただくまで何度もやり取りが発生することになります。
ルールを守って入稿していただければ、いただいたままのデータで即印刷に入れるので短納期が実現できます。お急ぎの方ほどキッチリしたデータをいただけると大変助かります。
目を引く写真であれば、自前でなくてもかまわない!
ご自身で写真をご用意いただかなくても素敵な名入れうちわができてしまう方法があります。それが、かんたん名入れ注文です!
ポリうちわ113種、竹うちわ11種もの中からお好きな写真を選んで表面に印刷、裏面にお好きな名入れをしていただけます。
↓表面に入る画像をちょこっとご紹介!↓






裏面のデザインはweb上で文字をご入力いただき、お好きなフォントを選んでいただくだけ!
基本的に修正はなく、即入稿→印刷に入れますので納期をお急ぎの方に大人気です。
自力で修正できないときはプロにおまかせ
なんかダメなことはわかるけど、自力で直す術がない、時間がない!
とりあえず入稿してみたけどオペレーターから「これでは使えません」と言われてしまった…そんな時もあきらめないでください!
おまかせデザイン入稿では、お客様の意図をくみ取りながらNGデータをOKデータにささっと修正させていただきます。まずはオペレーターにご相談ください。