サッカーやラグビーのカップ戦と並んで、冬期の人気スポーツといえば、駅伝やマラソンがあります。
マラソンランナーが走る沿道の両脇を、大勢の見学者たちが応援グッズである旗を振りながら連なっている姿は、テレビなどでも目にしたことのある人は多いでしょう。
応援旗は、大会を主催する新聞社などが用意するケースが多いため、大学や企業などで自分のチームを応援する場合には、名入れうちわを利用してみるのはいかがでしょう。
この記事では、マラソン大会で応援グッズとして名入れうちわを利用する、いくつかのメリットを解説するとともに、実際の使用例についてもご紹介してまいります。
マラソン大会の応援グッズに名入れうちわがおすすめな理由
それではマラソン大会の応援グッズに名入れうちわをおすすめする理由について、そのメリットとともにご説明しましょう。
名入れの視認性が高い
マラソン大会の沿道でランナーを応援している場合、旗を振って応援している姿はよく見かけますが、先述したようにあれはほとんどのケースで、主催企業やスポンサー企業などのロゴが印刷されたものが配られ使われています。
それはテレビに映った時の宣伝効果を狙って用意された応援グッズのため、実際に走る特定のランナーやチームを応援するためのものではありませんし、ロゴ以上の情報を入れ込むことはほぼできません。
しかし名入れうちわの場合は、風になびいたりすることもなく、チーム名や選手名を両面を使って印刷できるため、視認性が高くアピール力もすぐれています。
情報の印刷スペースが大きい
うちわは沿道で個人個人が手に持つ応援グッズとしては、他のグッズと比べても情報を印刷するスペースがかなり大きいというのが特徴です。
さらに、その裏表をうまく利用することにより、印刷して伝えることのできる情報量はかなりのものがあり、大きめのうちわを利用することにより、印刷スペース自体もさらに大きなものとなりますので、さらにその情報量は増えます。
裏表で情報を使い分けられる
うちわは裏表をうまく使い分けることにより、届ける情報を取捨選択することができます。
これはうちわ特有のメリットですので、これをうまく使えば走っているランナーに向けて、応援のメッセージをより分かりやすく伝えることもできます。
壊れる心配が少ない
冬場に厳寒の中を疾走するランナーにとって、向かい風というのは大きな天敵です。
さらに、その中で飛んでくる小石などの障害物は、それがどんなに小さなものだとしても、重大な怪我やタイムロスにつながる可能性をはらんでいます。
そういった意味で考えても、簡易に作られた紙製の旗というのは、実は応援グッズとしてはあまりふさわしくありません。
一生懸命ランナーを応援しようとして振り回した旗が、破れて路面に飛んでいってランナーに当たった場合、寒空の中高速で走り続けるランナーにとっては、刃物が飛んでくるのと変わらないぐらいに危険なものです。
その点うちわであれば、どれだけ振り回したとしても、すぐに破れたり壊れたりするものではありませんので、ランナーにとって危険な凶器とはなりえません。
これはあまり一般的に知られてはいませんが、実はマラソンの応援グッズを選ぶ際には重要なポイントですので、ぜひ覚えておいてください。
マラソン大会の団体別名入れうちわの使用例
それでは実際にマラソン大会で、名入れうちわを応援グッズとして利用する場合の使用例について、大会に関わるそれぞれの団体の立場別に紹介していきます。
参加チーム
企業や大学の陸上部などで、自チームのランナーが参加する場合の応援グッズとして名入れうちわを利用する場合は、裏表をうまく使い分けることをおすすめします。
例えば表面にはチームカラーの背景にチームの名前やロゴを印刷して、裏面は白紙として各選手の名前を手書きで書けるようにします。
または裏面は表面とは違うカラーを中心としたデザインを選び、沿道でチームメンバーが並んで裏表をうまく並べ替えれば、高速で走り抜け沿道をよく見ることなどできないランナーに対しての、人文字のようなメッセージを伝えてみるのも良いでしょう。
チームとしての応援は大きめのうちわを使う
企業や団体の運動部や、趣味のサークルがうちわを応援グッズとして利用する場合は、主催者やスポンサーの場合とは違って、特定の誰かを応援するためのグッズとなるでしょう。
ただでさえ必死に走り続けるランナーは、沿道をじっくり見ているわけではありません。
そのためランナーに対して応援していることをアピールし、その背中を押すためにも、走りながらでも視認できるように、できる限り大きめで、パッと見て分かりやすいうちわを製作したいものです。
運営委員会
マラソン大会の運営委員会が応援グッズとして名入れうちわを用意する場合は、沿道に集まる一般の見物客に対して配ることになるでしょう。
その場合は大会ロゴなどを両面に印刷し、沿道を華やかに彩ることを第一に考えることをおすすめします。
裏表で色を変えたり、2~3色のうちわを用意することにより、より沿道が色とりどりに彩られ、孤独に戦い続けるランナーの背中を押す原動力になってくれるに違いありません。
また、同じうちわを走り終わったランナーに参加賞の一部として配る場合、うちわに大会のQRコードを印刷し、後日そこにアクセスすれば当日の大会写真などが見られるなど、後へとつながる名入れをするのもおすすめします。
スポンサー企業
市民マラソンなどではあまりスポンサー企業などがいる場合はないかもしれませんが、ある程度大きな大会ともなればスポンサーが付いていることは少なくありません。
そうしたスポンサー企業が名入れうちわを用意する場合には、自社のブランド名をシンプルに名入れしたうちわを用意するのが良いでしょう。
それが沿道を取り囲めば、たくさんの人の目に触れることになり、さらに記念の応援グッズとして自宅に持って帰ってもらえるなど、大きな宣伝効果を期待できるのも壊れにくいうちわを応援グッズに利用するメリットです。
また、飲料メーカーなどがスポンサーとして入る場合は、走り終わったランナーにドリンクとともにうちわを参加賞として配布し、ランナーに寄り添う企業であることをアピールするのも有効でしょう。
まとめ
マラソン大会の応援グッズとして名入れうちわがおすすめの理由について、メリットとともに解説するとともに、その実際の利用例についてご紹介してまいりました。
ここで紹介したメリットの中でも、「壊れにくい」応援グッズだということが、名入れうちわの一番大きなメリットです。
壊れにくいことによりランナーへの危険をできる限り排除し、さらに自宅に持って帰っても使える記念グッズになるということが、協賛企業にとっても大きな販促効果をもたらしますので、マラソン大会の応援グッズを検討する際には、ぜひ名入れうちわを選択肢に加えてみてください。