夏の販促品で人気があるのが「うちわ」。
イベントやキャンペーンの告知、商品の宣伝などのために配布されるPRツールとして、夏祭りや駅前・商店街などで配布されていることも多いですよね。
この記事では、「販促としてうちわを配布してみようかな?」とお考えの方向けに、販促でうちわを配布する効果がどのようなものなのか、また宣伝効果をあげるためにはどんなことをしたらいいのかをご紹介します。
販促でうちわを配布する4つの効果・メリット
販促でうちわを配布すると、以下の4つの効果があります。
- 通常のチラシやティッシュより受け取ってもらえる
- 実用品として長く手元に置いてもらえるから、印象付けられる
- 大きな面積に印刷できるからインパクトを与えられる
- 配った人以外にも宣伝することができる
それぞれ詳しくご紹介します。
(1)通常のチラシやティッシュより受け取ってもらえる
まず夏場のうちわ配布は、他のチラシやティッシュと比べて、受け取ってもらえる確率が高いのが特徴です。
とある調査では、街中でうちわを渡されたら受け取ると答えた人は6割にもなったそうです。
うちわ配りにも人件費がかかります。
受け取ってもらえる確率が高くなるということは、同じだけ販促品を配る人件費を抑えることができるということなので、費用対効果は高くなりますね。
(2)実用品として長く手元に置いてもらえるから、印象付けられる
うちわがチラシより受け取ってもらえるのは、実用品だからでしょう。
さらに、ティッシュも同じく実用品ですが、うちわは使い切るものではないので、長く手元に置いておいてもらえます。
配られたうちわはワンシーズンだけではなく、次の夏にも使うという人は少なくないようです。
うちわを受け取って、すぐに「宣伝されているサービスを利用しよう!」と思わなかったとしても、それだけ長く手元に置いてもらえたら、会社名やサービス名は覚えてもらえること間違いなしですよね。
(3)大きな面積に印刷できるからインパクトを与えられる
うちわの場合、印刷できる面積が大きく、十分に宣伝情報を載せられるというのがメリットです。
大きな面積に、ドカンと大きな文字やイラストを入れてもいいでしょうし、アピールしたい内容を入れるのもいいでしょう。
(4)配った人以外にも宣伝することができる
うちわは配った人以外にも宣伝することができるという効果があります。
というのも、ティッシュやチラシの場合、受け取ったらすぐにカバンの中にしまいこんでしまいますが、うちわの場合は手に持って仰ぎながら歩く人が多いからです。
つまり、受け取った人が歩きながら、あなたの会社の宣伝をしてくれるということになります。
世の中には、様々な販促品が存在しますが、何気なく受け取った販促品を他人に見せながら歩くような販促品は、うちわ以外にあまりないでしょう。
販促でうちわを配布する前に注意しておきたい2つのデメリット
上記では、うちわを配布する効果や良い点をご紹介しました。
しかし、販促品を作る時は、注意点やデメリットも把握した上で、選択を絞ることがオススメです。
うちわが他の販促品と比べてデメリットと言えるのは、下記の2点でしょう。
- チラシやティッシュと比べると単価は高め
- 配布前にかさばる・重い
チラシやティッシュと比べると単価は高め
オリジナルうちわ製作所の場合、最もスタンダードなポリうちわを1,000本作った場合1本あたり41円となります。
ロット数が増えれば1本あたりの値段を抑えることができますが、最安でも1本あたり27円くらいが業界としても限界の値段と言えます。
チラシやティッシュの場合、1つあたり1~5円ということもあるので、比べてしまうと単価は高くなります。
ただし、先ほど紹介したようにメリットも多く存在します。
作った販促品が人の目に触れる時間を考えると、圧倒的にうちわの方が効果は高いと言えるので、その値段と効果のバランスを見ることが重要でしょう。
配布前にかさばる・重い
うちわは、ティッシュと比べると配布前にかさばり、重量もあるというデメリットもあります。
ポリうちわ(Mサイズ)の場合の梱包ダンボールサイズは、630×460×280mm で、うちわ500本入って重量が約16kgとかなり重くなります。つまり1,000枚のうちわですと、段ボール2箱で、総重量が約32kgとなります。(ポケットティッシュは1,000個入りで約10kg)
※ただしうちわのサイズが変わりますと、段ボールの大きさ・重さが変動します。
ですので、配布をする前に保管しておける場所があるか、また配布場所まで持って行く手段はあるかということをしっかり確認した上で発注するようにしましょう。
また、かさばることが気になる場合、紙うちわ(丸型の厚紙に穴が空いているタイプのうちわ)という選択肢もありますね。
しかし、紙うちわの場合、ポリうちわと比べると耐久性も低く、上記で紹介したような”うちわならではのメリット”が得られないことも考えられますので、こちらも念頭に置いておきましょう。
(弊社オリジナルうちわ製作所では、紙うちわは取り扱いしておりません。)
うちわの配布で宣伝効果を最大限にするコツ
せっかく、うちわを販促として配布するのであれば、その効果を最大限にあげたいですよね。ここでは、うちわの配布で宣伝効果を最大限にするコツをご紹介します。
- 目的に合わせたデザインにする
- すぐに使える場所で配布する
- 配布する時は必ずうちわの取っ手を取りやすい角度で渡す
(1)目的に合わせたデザインにする
まずは、うちわを目的に合わせたデザインにすることが重要です。
目的によって、効果的なデザインはことなるからです。
例えば、このような2つのパターンの場合、最適なデザインは変わります。
- 今年の夏のキャンペーンを多くの人に知ってもらいたい
- 長期的に自分の店や会社名を知ってもらって、必要な時に利用してもらいたい
今年の夏のキャンペーンを多くの人に知ってもらいたい場合は、ドーン!とインパクトのあるカラフルで大きな文字が書かれているようなデザインが良いかもしれないですね。
配布後すぐに持ち歩いてもらうことで宣伝効果を高めることができるでしょう。
長期的に自分の店や会社名を知ってもらって、必要な時に利用してもらいたいという場合は、普段使いできるようなデザインにすると良いかもしれません。
ターゲットを絞って、デザインに凝ってみると良いですね。
使っている人が、広告であることを忘れて、気に入って大切に使ってくれて、あなたの会社のファンになってくれると効果的と言えますよね。
ここでは、例をご紹介しましたが、あくまでも例えばの話です。
このようにどういう風に販促したいのか、またどういうターゲットに使ってもらいたいのかなどを考えた上でデザインすることをオススメします。
(2)すぐに使える場所で配布する
うちわを配布する場所は、できるだけ暑くて「今すぐうちわが欲しい!」と思う場所が良いでしょう。
なぜならうちわはかさばるため、涼しいところで見ても受け取ってもらいづらいからです。
また、せっかく受け取ってもらっても、カバンに入れて家に持ち帰って使うだけだと、周りの人へ宣伝してもらえなくなってしまいます。
具体的には、野外のお祭りや暑い日の駅前・商店街などはうちわを配布するのに適していると言えるでしょう。
具体的にどんなところで配るのかを想定しておきましょう。
(3)配布する時は必ずうちわの取っ手を取りやすい角度で渡す
最後に、当然のことではあるのですが、うちわを配布する時は、取っ手を相手側に向けて取りやすい角度で渡すようにしましょう。
取っ手が人に刺さらないようにも注意が必要です。
できるのであれば、どんな角度が取りやすいのかを社内で確認してから実際に配布に向かってもいいかもしれませんね。
※注意 選挙で配る場合はうちわ配布が違反になる
「うちわ 配布」とGoogleなどで調べて見ると、「違法」というキーワードが出てくるので疑問を持った人もいるかもしれません。
これは、一般的な企業ではなく、政治家が選挙で配った場合違法ということです。
理由としては、うちわが有価物(お金を払う価値のあるもの)と見なされて、選挙で票を入れてもらうために寄付をしたということになるからだそうです。
ちなみに、紙に穴を開けた紙うちわの場合は、有価物とは見なされず違法にはならないようです。
うちわが簡単に配布できる実用的なものだからこそ、このような法律があると言えますね。
配布用のうちわを作るならオリジナルうちわ製作所
いかがでしょうか?
うちわを販促品として配布するのには、大きくメリットがあることがお分かりになったと思います。
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