うちわコラム
うちわのサイズについて
選ぶうちわの種類によってサイズは異なります。コストや納期だけでうちわを決められてはいませんか。
サイズの観点から、選んだうちわが最適かどうか見直す必要があります。
また、狙う効果によっても選ぶべきうちわのサイズは異なります。
配布ターゲットや配布状況に即したサイズでない場合、受取ってもらえない可能性も。
特にイベントや商品の告知・広告うちわの場合、顧客に受取ってもらえるかどうかが広告効果の良し悪しを大きく左右する事態になります。
ここでは、想像以上に重要度を占めるうちわのサイズについて解説します。
大きさって重要?
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情報掲載スペースとしてのサイズ
うちわに広告情報を掲載したいなら、レギュラーサイズ以上がよいでしょう。広告ノベルティの中でうちわは情報掲載スペースが大きい媒体です。情報を多く掲載したいがためにうちわを選択する方もいらっしゃるでしょう。
一方で、じっくり読まなければ内容が伝わらないほど文字量の多いうちわだと、せっかく屋外で利用されても周囲の人への波及効果が薄くなってしまいます。まずは掲載する情報を絞り込むことが重要です。
反対に、情報量がそこまで多くないのであれば、コンパクトうちわでも問題ないでしょう。シンプルなデザインとミニマムなサイズの組み合わせは相性よく、デザイン性も高まります。 -
インパクトとしてのサイズ
特に街頭配布の場合、周囲の人の視線をどれだけ引けるかどうかがひとつの鍵となります。ビビットなカラーや、人気のキャラ、印象的なイラスト・画像といったデザインで注目を集めるのももちろん手法ですが、物理的にサイズが大きいものほど、目に留まりやすいです。
その最たるものがコンサートにおける【応援うちわ】です。アーティストやコンサートごとに規定は異なりますが、応援うちわがよく利用されている、とあるアイドルグループのコンサートでは、ジャンボうちわのサイズが規定として採用されています。やはり人数の多い会場で目立つにはサイズ感は重要だといえます。
使用する場所の規模に応じたサイズを選択するとよいでしょう。 -
移動の際の荷物としてのサイズ
受取った後の顧客の行動を考えてみましょう。
歩行時は扇いで使用します。その後、冷房の効いた館内に入ったとしましょう。しばらくは続けて使用するでしょうが、そのうち不要になります。不要になった際、理想は鞄や紙袋の中に残ること、です。残ることができれば、自動的に自宅まで持って帰ってもらえる確率が一気に高まります。
ではそのためのポイントはといえば、持ち帰りやすい大きさかどうかです。大きな鞄や袋を保有しているターゲットに配布するのであれば、あまり大きな問題になりませんが、ビジネスマンやバッグが小さい女性がメインターゲットになるのであれば、いかに荷物にならないかが重要です。